ランナーにおいてウエアの選定は遊び心も含めて重要です。

その中でも最近機能的に進化が著しいのが、コンプレッションウエア、タイツです。

ここでは、初心者の方のタイツの選定方法についてまとめてみようと思います


1. タイツの機能性

上記のように最近のタイツは機能の進化が著しいです。

昔は直接肌を出すことに抵抗がある人だったり、短距離の選手がランニングパンツのひらひらした抵抗を嫌って履かれるような使われ方でしたが、今では部位ごとに布地を変えてテンションを変えることで筋肉に対してテーピングのような効果を付与したり、保温性能を高めて真冬でも着膨れせずにトレーニングができるものなど、実に様々な商品が出ています。

極め付けは、スポーツ用ではありませんが、着ることで全身を適度に加圧して血行促進の効果を得る、『疲労回復』用のコンプレッションウエアも存在します。

タイツを履くことによるメリットは、上記の機能性を生かして実に様々ありますが、大きいのがやはり『筋肉の補助効果』と『温度調節』でしょうか?

前者は比較的高級モデルになりますが、ワコールのCW-Xなどが有名です。

モデルによってサポートする部位が異なり、好みで使い分けることが可能です。

後者、温度調節は比較的色々なメーカーから出ています。




もともとコンプレッションウエアは生地の目が細かいため保温性に優れていますが、裏地を起毛状にすることでさらに高めたものなどがあります。

これらを好みで使い分けることで、様々なシチュエーションに合わせることが可能です。


2.タイツ選びの注意点

タイツ選びでマラソン初心者の方が陥りやすいこととして、温度調整の失敗があるでしょう。

タイツは薄手のため、上からたくさん着た方が良さそうな印象を受けますが、前述の通り、生地の目が細かいため基本的には保温性に優れた“防寒”性能の高い衣類です。

このため、必要以上に厚着をしてしまい、ランニング時に暑くなってしまって思い通りの力が出ないことがよくあります。

かくいう私もタイツの選定で何度も失敗した経験がありますが、その経験上、下半身に関しては、よほど寒くならない限り真冬でもタイツの上から何かを履く必要はありません。

逆に、春先4月ごろになってくるとロングタイツでは暑くなって来るため、セミロングタイツか、通常の短パン+必要ならばレッグウォーマーといった形にした方が良いかと思います。

初心者ランナーの中には真夏にもロングタイツを履いている方も目にしますが、あまり厚着でマラソンを行うと脱水になるリスクが上がり、危険です。

基本的には走って暖かくなるのでタイツを着用する場合は薄着で十分というのが私の持論です。