テレビ中継されるようなマラソン大会に出場するランナーは、真冬でもランニングシャツに短パンで走っています。

初心者も、寒い冬のマラソン大会では、ランニングシャツに短パンという服装で走った方がよいのでしょうか。


1.トップランナーと初心者との違い

トップランナーたちは、キロ3分というペースで走り、秒単位でタイムを競っています。

キロ6分から7分以上のペースで走るマラソンの初心者とは、まったく別の世界です。

トップランナーたちは、ランニングシャツに短パンで走っているから速く走れるのではなく、速く走れるからランニングシャツに短パンで走っているのです。

マラソンの初心者がトップランナーをまねて、寒い冬にトップランナーと同じ服装で走ることは避けましょう。


2.マラソンの初心者にお勧めする冬の服装

体温が低下することによって、血流が悪くなり筋肉への酸素供給量が減少したり、身体が震えて体力が消耗したりと、走るためのエネルギーが減少してしまいます。

そのため、初心者が冬のマラソン大会に出場するときは、寒さ対策を考えた服装を用意しましょう。

お勧めの服装は、ファスナーの付いた半袖とアームウォーマー、ロングタイツ、手袋です。

長袖ではなく、ファスナーの付いた半袖にアームウォーマーをお勧めするのには理由があります。

レースの後半に気温が上昇してきた場合、ファスナーの付いた半袖にアームウォーマーであれば、脱着することで体温の調整ができるからです。

また、手先の冷えは体温の低下を招くため、手袋は必須です。




アームウォーマーと同様に、手袋は気温が上昇して暑くなってきたら脱着できますので、必ず用意したいアイテムです。

走りながらファスナーを開けたりアームウォーマーを脱着したりすることは、慣れないと難しいかもしれません。

何度か練習をすればすぐに上達しますので、大会前に必ず試しておくと安心です。

また、ゴールまでに6時間くらいかかる見込みでしたら、上記に加えて、軽いスポーツ用ジャケットを携行するとよいでしょう。


3.服装以外の寒さ対策

ゴールまでの時間が長くなるマラソンの初心者は、服装以外にも冬の寒さ対策が必要です。

服装以外の寒さ対策としてお勧めするのは、ワセリンと使い捨てカイロです。

ワセリンは防寒対策だけでなく、股ずれなどの予防にもなりますので、ぜひ活用してほしいアイテムの一つです。

また、おなか周りが冷えますと、おなかを下したりトイレが近くなったりして、走ることに集中できません。

おなか周りを冷やさないために、使い捨てカイロをおなかと背中に付けておくことも、お勧めです。


4.まとめ

寒い冬は、体温の低下に伴って、走るためのエネルギーが減少してしまいます。

初心者が冬のマラソン大会に出場するときは、しっかりと寒さ対策を考えた服装選びが必要です。

ただし、気温が上昇してくることを考慮して、ファスナーの付いた半袖にアームウォーマーなどで、気温の変化に対応できる服装を選びましょう。

寒さに対する対策を講じることも、マラソンの上達には大切なことです。