マラソンは基本的に健康に良いスポーツです。

だから皆さん取り組んでいるわけですが、一つだけ絶対的に意識を持っておく必要があるのが、水分補給です。

これを怠ると下手をすれば命に関わります。

ここではマラソン練習時における水分補給についてまとめてみようと思います。


1.水分補給の必要性

私は毎週土曜日に30kmほど走っていますが、走った後で体重が少なくとも1kgは減っています。

元の体重は68kgほどですので30km走ると2040キロカロリーになりますが、これは脂肪換算ではわずか290gにしかなりません。

すなわち、私が走ることで直接減っている脂肪は300g足らずであり、あとの700gほどは汗などで出て行っている水分になるわけです。

もちろん、同じ距離をほぼ同じペースで走っても体調やその時の気温によってかく汗の量も大きく違います。

『ああ、今日は疲れたな』を思った時は、例外なく体重が大きく減っています。

そんな時の自分の感覚では、1kg近く水分が出て行っているにもかかわらず、『喉が渇いた』というより、『だるい』ような感覚が勝っており、意識しなければ水分補給をしなくてもそのまま走れそうな気もしてしまいます。

しかし当然1kgもの水分が出ていくことが良いはずがありません。




私も練習後の体重減少の大きな夏場は特にランニングの途中でスポーツドリンクを飲んで水分補給をするようにしています。


2.水分補給の観点で見るマラソンの練習

マラソンの練習において水分補給は絶対的に必要不可欠です。

その前提ですが、マラソン自体が非常に過酷なスポーツなので、水分補給の観点から、そもそも練習環境自体を見直した方が良い場合もあります。

例えばいうまでもなく夏場。

真夏の30度を超えるような環境でマラソンの練習を行うのは自殺行為です。

私は夏場も30km近く走りますが、それは早朝の、気温が25度以下くらいの時間帯です。

また、若い人に比べて、年齢が進むと体に水分を蓄えておく機能が衰え、汗をかきやすくなる上、それによる体内の水分減少に気付きにくくなるようです。

実際私も、若い時よりも夏場に走れなくなっていると思います。

また、服装の調整も重要です。

真夏にコンプレッションインナーなどを着込んで走っている人や、寒がりなのか真冬に極端な厚着で走っている人も見かけます。

どちらも走って発生する熱の逃げ場がなく、熱がこもって汗が出やすくなり、本人が気づかないうちに脱水になってしまうこともしばしばです。

マラソンの練習時の水分補給は当然ですが、それ以前に体の水分を維持する環境を整えてやることもランナーがケアすべきポイントと言えます。