マラソンは走る競技なので圧倒的に脚が重要だと思われがちです。

ハズレとは言いませんが上級者になるにしたがって腕振りがスムーズにできていてフォームがきれいです。

腕振りはスピードを上げるだけでなくバランスの調整にも役立ちます。


1. 速いランナーの腕振りを模倣する

速いランナーの走りをトレースする事はなかなか難しいです。

しかしマラソン中継を見ながら速いランナーの腕振りだけをトレースする事はできます。

脚は動かさず自分の好きなフォームで走っているランナーの腕の動きを合わせてみてください。

腕振りを真似るのは実はそこまで難しい事ではありません。

その腕振りに自分の脚を合わせてみてください。

徐々に腕の動きが小さくなると思います。

最初はそれでも構わないので腕振りがいかに重要かという事を知ると下半身だけでなく上半身も使おうという気になります。

またタイムが伸び悩んでいるランナーは腕振りを重要視したら上達する可能性がありますよ。


2. 腕振りが生きる場所

腕振りが生きる場所は平地よりむしろ上り坂や下り坂です。

スピードが出ない上り坂では腕で登るような意識で登ってください。

上級者ほど登りの腕振りは上手です。

またスピードが出やすい下りでスピードを出しすぎるのは禁物です、
特にマラソンの序盤という時は無理にでもスピードを抑えた方がいいでしょう。




腕振りとは発想が違うかもしれませんが、そんな時は両腕を後ろに持っていってください。

下でスピードを保つことで脚を溜める(脚力を使わず距離を稼げる)事が出来るので活用して見てもいいかもしれません。


3. 最強の歩行から学ぶ事

先日テレビを見ていたら日体大の集団歩行のドキュメンタリー番組が放映されていました。

歩きとあったのでぼんやり見ていたのですが彼らの歩行速度は時速9キロを超えていました。

フルマラソンを余裕で完走できる速度です。

ひじを伸ばして振り子のように手を振っていたので走りには適用できませんが腕振りの重要性を垣間見た瞬間でした。

追求すれば伸び代がたくさんあるかもしれませんね。


4. 腕ふりに対して疑問を持つランナーへ

それでも腕ふりに対していまいち懐疑的な目で見るランナーはいると思います。

実際私も腕ふりは重要視しなかったし、コーチの腕ふりを見てもあまり効果的でないのではないかと思っていました。

しかし腕ふりがあまり意味ないのではないかと思う人は箱根駅伝やニューイヤー駅伝を見るのをお勧めします。

彼らは襷を渡すとき1秒でも早く渡そうとします。

その時の腕ふりはダイナミックです。

そこにすべてが集約されている気がしました。

本能的に急ぐ=腕を振るということなのでしょう。

それから腕ふりに対して軽視することは無くなりました。