結構なランニング通でない限りフォアフット走法もしくはフォアフットフォームと言うのを聞いたことがないと思います。

フォアフット走法と言うのは文字通り足の前側で着地する走法です。

ここではフォアフット走法はマラソン上達に不可欠かどうか検証したいと思います。


1.フォアフット走法とは

フォアフット走法というのは足の前側(母指球筋あたり)で着地する走法のことを示します。

最近よく聞くフォアフット走法ですがなぜここ最近になって注目されるようになったかご存知でしょうか。

それは現在の世界のトップランナーのほとんどがフォアフット走法だからです。

速いランナーがフォアフット走法のためマラソンで上達したければフォームを変えてフォアフット走法にしてしまえ、フォアフット走法こそが理想のランニングフォームだという風潮があるからです。

しかし安易にそうかなと思ってしまうのは私だけでしょうか。

おかしなことに食事やトレーニングなどは日に日に改善されています。

そして世界記録も更新され続けています。それにも関わらず日本記録は更新されていません。

日本記録を更新したランナーには1億円のボーナスを支給するという陸連の超太っ腹発言に対してもいまだ音沙汰なし状態になっています。

それは日本のトップランナーたちがこぞってフォアフット走法という慣れないランニングフォームを意識したからというのも考えられます。

そのためここではフォアフット走法は本当にいいものなのか、メリットは、デメリットはなどといった面から検証したいと思います。


1.フォアフット走法のメリット

かかとからつけて足の前で地面を蹴りだす。

小学校の頃にランニングフォームをとして習った鉄板事項だと思います。

なぜこのフォームを習わされたか。それは怪我をしにくいからだと思います。

足に負担がかからず自然と衝撃を吸収できるのは確かにこのフォームだと思います。




しかしかかとをつける土踏まずあたりをつける、つま先で地面を蹴りだすより足の前で着地する足の前で地面を蹴りだすの方が速い気がしますよね。

これがフォアフット走法の最大の特徴です。

これを聞いたら絶対にそれが速いじゃんと思いますよね。

そのため今の段階ではフォアフット走法が最速という理論が出されています。


2.フォアフット走法のデメリット

しかし疑問が生じるのも事実です。

例えば日本記録という面で見るとキロ3分を続ければほぼ同タイムが出せます。

そしてトップランナーはおろか箱根駅伝に出るくらいの学生ランナーならキロ3分でハーフは持つのです。

スピード重視のフォアフット走法じゃなくてもスピード面で遅れることがないのです。

それでは問題なのはスタミナ面ということになります。

スタミナ面に限ってはフォアフット走法は不利です。足の筋持久力の消耗も激しいです。

そのためスタミナ勝負になったらフォアフット走法は向かないと思うのです。

よって日本人が記録を出せないのはフォアフット走法ではありません。

さらにフォアフット走法は怪我をするリスクが高いです。

スタミナに向かない、怪我をするなど致命傷なリスクが高いためまず初心者には勧められない走法です。


2.ランニングフォームをいじることとフォアフット走法について

そもそもフォアフット走法に変えるランナーは上達し世界と戦うためという強い意志を持っているランナーだと思います。

それははっきり言って立派なもので誰もそこに関して文句をいうべきではないと思っています。

しかし、フォアフット走法に変えたからといってタイムが4、5分縮められるとも思いません。

縮めることができてせいぜい3分だと思います。つまり2時間6分を切らない限りフォアフット走法にしたところで世界には太刀打ちできないのです。

ランニングフォームをいじる前にまずは2時間6分切りするランナーが現れて欲しいものですね。