学生時代に体育でマラソンの授業を受けた事があると思いますが、どんな走りをしたか思い出してみてください。

おそらく前半は無理をしてスピードを出して、後半から失速しませんでしたか?


1. マラソンはペースを守りエネルギーを温存しておく事が大事

マラソンというスポーツは、大変長い距離を走る事になり、車の運転と同じで燃料が切れてしまわないように、きちんと対策を打たなければなりません。

フルマラソンでは周りのペースに惑わされ、前半飛ばしすぎて後半失速すると、残りまだ20km以上あるのでメンタル的にはかなり思いをする初心者も多いです。

途中で足が動かなくなり、最後は歩いてゴールかもしれません。

後半で失速しないために、前半はエネルギーを温存できるような走りを身につけましょう。

ではどの様にすればエネルギーを温存して走ることが可能でしょうか。

まず一つは自分が無理なく走り続けることのできるペースを知る事です。

たとえば10kmを走る場合、その半分の5kmを同じ一定のペースで走り続けるトレーニングを行い、大体のペースの目安を決めましょう。

初心者であれば大体キロ7〜8分くらいがちょうど良いです。

そして二つ目は走り方です。

姿勢を少しだけ前かがみにして走り出してみると、自然に足が前に出るでしょう。

この時、視線は遠くの方を見るようにして、腕は頑張って振る必要はなく、そのまま楽なペースで走ってみましょう。

このように力を出さなくても自然に走る事を温存走法と呼びます。




前半は出来るだけ無駄なエネルギーを使わず、後半から筋肉を意識して走るようにすれば良いのです。

ただし何も摂らないわけにはいきません。

初心者は特に脱水症状を起こし大変なことになります。

人間の体はハーフ以上の距離を走ると燃料が無くなってしまいます。

フルマラソンの際は必ずゼリーなどの補助食や、アミノ酸飲料を取りながら走りましょう。


2. 体育の授業ではマラソン本来の楽しさを教えてくれない

学生時代の頃はビリになりたくない、ライバルに負けたくない、舐められたくないと言う気持ちがどうしても芽生えてしまい、つい自分の持っている走力を超えるスピードで走ったりしていませんでしたか?

しかしながらこれではマラソンの魅力を感じる事ができず、上達するどころかマラソン=辛い、苦しいといったマイナスイメージが付いてしまい、のちにマラソン嫌いの若者を育ててしまっている気がして仕方ありません。

マラソンを楽しくより上達させるには、順位を競うより自分のペースで走り続ける事の方が大切だったりしますが、授業ではいかに早く走るかを競い合っているだけのように感じました。

速さを競うことも大事ですが、時間を決めてひたすらトラックを走るだけのペース走をやって欲しかったですね。

マラソンというスポーツは運やまぐれは通用せず、練習したぶんだけきちんと返ってきます。

楽器演奏のようにコツコツ何かに打ち込むことが好きな人には向いているかもしれませんね。