マラソン大会に向けたハードな練習を積むと、上達が目に見えてくるようになります。

ただし、ハードな練習をずっと続けていると、体は悲鳴をあげてしまい、故障のリスクも上がってきます。

本番に力を発揮できるようにするため、大会直前には練習を別物にしていく必要があります。

今回はその大会直前に行うべき練習について紹介していこうと思います。


1.マラソン大会直前にすること

マラソン大会直前にすべきことは何にも代えて『コンディション調整』です。

そういう意味では、練習と同じくらい気を使うことが何点かあります。


1.食事

練習と同じかそれ以上に食事は重要です。

普段からもちろん気を使うべきなのですが、マラソン大会直前(1週間前程度)に関しては、エネルギー源である糖質とタンパク質を効率よく摂取できるメニューが良いです。

具体的には糖質ならお餅やおかゆ、タンパク質なら鳥の胸肉などが良いでしょう。

もっと直前、大会前日などの食事メニューは、基本的にエネルギーである糖質の摂取が最優先です。

おにぎりやアンパンなど、糖質を豊富に含んだ食物を摂るようにしましょう

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2.体のケア

せっかくハードな練習を積んで上達したのに、オーバーワークで故障してしまっては元も子もありません。

ストレッチやマッサージなどを積極的に行って、体の柔軟性を高めておくことが必要不可欠と言えるでしょう。





2.大会直前の練習メニューについて

本題の練習メニューについてですが、能力の向上による上達ではなく、コンディションの調整が目的なわけですから、終わった後に動けなくなるようなハードなメニューである必要はありません。

むしろ『いい汗かいた』程度の軽めのメニューを入れるべきです。

例えば大会本番1ヶ月前であれば、インターバル等のハードなポイント練習は週に1回程度とし、他はジョグやウォークが良いでしょう。

ただし、完全に動かないというのはNGです。

コンディションを下げすぎて本番で動けなくなってしまいます。

また、練習の強度を落とす分、技術的な上達を目指した練習に力を入れても良いかもしれません。

具体的には体幹の筋力向上によるフォームの安定化です。

体幹の筋力はマラソン終盤に疲れてきた時のフォームの崩れによる失速を防ぐことができます。

特に私の経験上、人は疲れてくると走っているうちに前傾や後傾姿勢になってきます。

姿勢が崩れたまま走ると、失速の他にも腰や膝を故障するリスクも上がってしまうため、これらを防止するために腹筋や背筋を鍛えるのは非常に重要です。

以上のように、大会直前には練習そのものの強度は落とすべきですが、意識すべきことはむしろ増えます。

気にすべきことが増えるので初めのうちは失敗することもあるかもしれませんが、これは経験を積んでいけば、解決してくれるでしょう。