マラソンは秋から冬のスポーツです。

オフシーズンである春から夏にはどんな練習をすれば良いでしょうか?

ここではマラソンオフシーズンにどんな練習をすれば良いかをまとめます。


1.マラソン練習にはオフシーズンはない

上記の通り、マラソンのシーズンは秋から冬です。

ただし、それはマラソンというスポーツがあまりにも過酷で、暑い時期に行うと命に関わるからです。

また、マラソンは基本的に練習すれば上達しますが、練習をしないとあっという間に衰えてしまいます。

このため、マラソン大会自体は秋〜冬がシーズンであることは間違いありませんが、オフシーズンである春、夏も練習をしないというわけにはいきません。

むしろ、大会シーズンに入ってから厳しい練習をしていると体が疲れてなかなか調整ができないため、箱根駅伝の大学や実業団の選手たちは特に夏頃に厳しい走り込みを行なっています。

マラソン界には『夏の走り込みは裏切らない』という格言があり、オフシーズンである夏にこそ厳しい練習が求められるというのが実態ではあります。


2.オフシーズンにどんな練習をすれば良いか?

そうは言っても実際夏は暑くてとても走れたものではありません。

無理して走っても命に関わります。

これについて、上記に挙げた箱根駅伝参加校や実業団のトップチームは夏の走り込みには避暑地に遠征し、合宿を行っています。




有名なのはアメリカコロラド州のボルダーというところで、標高1600mほどの高地で避暑とともに高地トレーニングも行って心肺機能を大きく高めることができるわけです。

もちろん、機会があればそれも良いかもしれませんが、一般の市民ランナーにはなかなか難しいと言えます。

そこで私がお勧めするのは早朝の練習です。

統計では、オフシーズンで暑さのピークである7月と8月の最低気温の平均はそれぞれ21.8度、23.0度となっています。

その時の天気にもよりますが、基本的に夜は熱源である太陽が出ていないので気温が上がらないため、最低気温は明け方太陽が昇り始めるくらいの時間になることが多くなります。

すなわち、7月であれば4時半ごろ、8月なら5時ごろが最低気温になる時間帯です。

厳密にこんなに早く走る必要はなく、例えば早朝6時ごろに走るというのは良いと思います。

朝起きるのが難しければ、同じように夜気温が下がってきた頃に走るというのも選択肢ではありますが、夏の夜は日が落ちでも暑いことも多いため、あまり無理は禁物です。

こういう時は練習メニューを工夫し、夜は時間的に短く済むメニュー、例えば短めのインターバル走やペース走、朝は比較的長めのLSDやペース走を行うようにすれば良いかと思います。

マラソンのオフシーズンは実は上達のための準備期間、こう捉えて練習に励みましょう。