市民ランナーの練習場所は常に道路とは限りません。中には体育館やフィットネスクラブで、トレッドミルを使っている人も多くいます。

今回はトレッドミルを使ったランニングについて考えてみたいと思います。


1.最大のメリットは屋内環境

普段どんなにモチベーションが高くても、雨が降ると一気にテンションを下げられてしまうという人は多いでしょう。理由は濡れるのが嫌だからというだけではありません。

視界が悪くなると車や自転車などとの事故の危険性が高まりますし、足元が滑ってケガをしやすくもなります。

またもちろん、風邪を引いて本業の仕事に支障を出してしまうわけにもいきません。そういうことを考えると、練習に出かけるのを躊躇ってしまうランナーは多いものです。

ですが、そんな心配を不要にしてくれるのがトレッドミルです。何といっても、屋内という環境のおかげで天候に左右されないのが最大のメリットです。雨でも雪でも、1年中必ず練習をすることができます。


2.環境づくりにも役立つトレッドミル

また、体育館やフィットネスクラブに行くと、ランニング以外のトレーニングをしている人も含めて、周りに頑張っている人がたくさん目に入ります。

そういう人たちからモチベーションをもらえるのも、トレッドミルで練習することの副産物です。

毎日練習をしていると、どうしても気が乗らないときが出てきます。特に理由がなくても、今日は何となくダラダラしたいと思ってしまうこともあるでしょう。




そんな時に、「あそこに行けば頑張れる」という場所を持っておくのはとても有意義です。


3.アクシデントにも対応しやすい

また屋外でマラソン練習をすると、トラックを使う場合を除けば、多くの場合一度はスタート地点からかなり離れた場所まで移動することになります。

途中で足を痛めてしまったとしても、痛いままその足を使って戻ってこなくてはなりません。

そんな時に屋内でトレッドミルを使っていれば、違和感が出た時点で速やかにランニングを中止することができます。

そのまま、シャワーを浴びながら冷水でアイシングもできますし、あとは自宅に帰るだけです。

マラソン練習は継続することがとても大事なので、ケガを悪化させないというのはとても重要なリスク管理です。このようなリスク管理にも、トレッドミルはとても役に立ちます。


4.外で行うランニングと組み合わせて、効率的に練習しよう

さて、メリットを中心にお話しましたが、もちろんデメリットもあります。最も大きなデメリットは、トレッドミルは床が勝手に動いてくれるということです。

そのため、「地面に対して自分の重心を前に運ぶ」というランニング動作とは、根本的に違う動きになってしまいます。

ですので、常にトレッドミルで練習するという方法はあまりおススメできません。ですが、述べてきた通りメリットもたくさんあります。

メリットとデメリットをよく理解して、うまく組み合わせて練習効果を上げていきましょう。