あなたは週に何日ほど走っているでしょうか。練習は週末だけという人もいれば、毎日走るのが日課になっているという人もいるかもしれません。

いったい、練習はどのくらいの頻度で行えばいいのでしょうか。


1.何のために走るのか?ランニングの目的

練習の頻度は、距離やペースなどと同じように、練習方法を決める一つの要因です。

趣味として「とにかく毎日走って気分転換したい」ということであれば、もちろんそれでもいいと思います。

ですが、マラソンを完走したい、マラソンでタイムを縮めたいといった目標を持っているとしたら、ひたすら毎日走ることが果たして効果的な練習なのか、一度考えてみる必要がありそうです。


2.練習を行った分だけ速くなる!?

毎日走っている人は、一回ごとの練習内容はどのようなものになっているでしょうか。おそらく、ほぼ毎日一定の距離を一定のペースで走っているのではないでしょうか。

「毎日5㎞走っていた」とか「毎日40分は走るようにしていた」などという場合が多いと思います。

ですが、残念ながらそのように毎日ランニングを行っても、マラソンを走れるようにはなりません。

その理由は単純です。それは、マラソンは42㎞もの長い距離を走るスポーツだからです。




毎日5㎞走れば、5㎞走ることにはもちろん慣れると思います。ですが、だからといって42㎞を走り切る体力や筋力を作ることはできません。

ランニングに限らずどんな運動でもそうですが、トレーニングは毎日同じ内容を繰り返していくと、そのうち身体が刺激に慣れて反応しなくなってきます。

つまり、トレーニング効果が無くなってくるのです。もしマラソンを走り切りたいのであれば、やはり10㎞、15㎞と距離を少しずつ伸ばしていかなくてはいけません。


3.メリハリのある練習

そうすると、当然毎日長い距離のランニングを行うのは難しいので、長く走る日と短く切り上げる日が出てきます。時には全く走らず休養に充てる日も出てきます。

例えば、「10㎞の翌日は5㎞」を1セットとして3セット6日練習したら1日休み、あるいは「15㎞、5㎞、5㎞」を1セットとして2セット6日走ったら1日休み、などとメリハリを付けてみるとよいでしょう。

いきなり10㎞や15㎞も走るのが難しければ、まずは7㎞、8㎞と少しずつ距離を伸ばしていくのもよいと思います。市民ランナーは真面目な人が多いので、休むことに罪悪感すら覚える人もいるようです。

ですが、休養も立派な練習の一つです。筋肉は疲労と回復を繰り返して強くなっていきます。練習と休養をうまく組み合わせて、トレーニングを効果的に進めていきましょう。