熱心なランナーであれば、練習は継続してこそ効果があるということは、十分すぎるほど感じているでしょう。

それだけに、雨が降ると「走らなければ」という気持ちと「走りたくない」という気持ちの板挟みになってしまう人も多いようです。


1.市民ランナーだからこそ、雨の日をどう捉えるかが大事

市民ランナーであれば、週末を大事な練習日として位置付けている人も多いと思います。マラソンにつながる長距離のランニング練習は時間がかかるので、休日は絶好の練習日ですよね。

これがプロや実業団の選手であれば、翌日に練習をスライドすることもできるかもしれません。

ですが、私たち市民ランナーの場合、雨が降ったからといって練習を休んでしまうと、次にしっかり練習できるまで1週間も空いてしまいます。

せっかく日頃からトレーニングを積んでいるのに、その間、身体に大事な刺激を入れることができないまま過ごさなければいけないのは悔しいものです。

今まで「走れる日は走っているのに最近あまり力が付かない」という人は、一度、「今日休むと練習全体の流れはどうなるのか」ということを考えてみるのもよいでしょう。

まずは、気持ちの対策がいちばん大切です。


2.基本は撥水性のあるウェアで走る

さて、「走ろう!」と心が決まれば、あとは「どうすれば走れるかな?」と気持ちが切り替わります。

ここから具体的な対策を考えていきましょう。もちろん、頑張って雨の中で練習したことで風邪をひいては意味がありません。




なるべく体を冷やさないように、ウィンドブレーカーなど撥水性のある素材のランニングウェアを使用してみましょう。

梅雨時など気温もある程度高いときには、ノースリーブタイプのウェアもあります。

ランニングパンツの下にタイツを履くのも、最近は天気に関係なくファッションとしてもよく見かけるスタイルです。


3.雨の日は視界も遮られる

また市民ランナーの場合、平日は仕事から帰ったあと夜に走るという人も多いでしょう。夜はただでさえ視界が悪く危険ですが、雨が降るとそれはなおさらです。

車を運転するドライバーからしても、まさか雨の夜道にランニングしている人がいるとは思わないでしょう。そういう意味でも、光が当たると反射するグッズを身に付けるのも良いと思います。

例えば腕に巻くバンドには、反射性のある素材を使っているものや、LED部分が点灯・点滅するタイプもあります。自分が注意するだけでなく、周囲からも気付いてもらえるように工夫してみましょう。

誰でも、できれば晴れた気持ちのいい日に走りたいですよね。ですが、普段の練習だけでなくマラソン大会当日も、必ず晴れているとは限りません。

日頃から雨の日にも走っていれば、当日何を持っていけばいいか、どんなペースで走ればいいかなども、経験に基づいて自分に合った対策を立てることができます。

もちろん体調が悪い中あえて雨の日に練習する必要はありませんが、自信を持って本番を迎えるためにも、雨の日の練習に慣れておくとよいでしょう。