市民ランナーにとって、練習時間をどう捻出するかは永遠の課題です。たいていの人は仕事が終わった後、夜の限られた時間を使っていると思います。

それでも、仕事の付き合いや家庭の事情などで、いつも決まった練習時間を確保できるわけではありません。


1.通勤は貴重な練習時間

マラソンの練習はどうしても長時間に及ぶことが多くなります。それも、タイムを目指していくと週末だけの練習では物足りません。

そのような時に目を付けるとすれば、やはり平日の通勤や退勤に使っている移動時間でしょう。

例えば移動に電車を使っている人であれば、少し時間をかけて通勤ランあるいは帰宅ランを行っても、出勤前、帰宅後にわざわざ練習時間を取るより、はるかに効率的に時間を使えます。


2.バッグ選びの基本はまず容量から

さてどのようなバッグを使おうかと考えるなら、最初に考えなければならないのは、やはり荷物がどのくらいの量になるかということです。季節や仕事の忙しさなどによって変わってくるでしょう。

バッグ自体はもちろん小さくて軽いに越したことはないのですが、小さすぎて肝心の荷物を十分入れることができなければ、改めて大きいバッグを購入しなければならなくなってしまいます。

荷物が大きくなるいちばんの原因は衣類なので、なるべく職場のロッカーなどに置いていけるとよいでしょう。

バッグは大きいタイプでも15~20リットル程度のものが大半なので、衣類を入れる場合もかなり上手く折り畳む必要があると思います。




逆に手軽な荷物で済むことが分かっている場合は、あまり大きなタイプを購入すると、かえってバッグの中で荷物が揺れて走りにくくなってしまいます。


3.必要な仕様をはっきりさせる

次に大事なのは、自分の通勤ラン、帰宅ランにはどんな機能が必要なのかということです。ある程度距離が長くなる人であれば、ベルトに給水用のペットボトルを入れられるポケットが付いていると便利です。

また遠すぎて電車を使う可能性があるという人も、定期や財布をしまえるようなファスナーが外付けされていると便利でしょう。

ランニング用のバッグは、なるべく揺れないように体にぴったりとくっ付くような構造になっています。せっかく背負ったバッグを降ろさないと必要な物が取れないようでは、手間が取られます。

また夜の帰宅ランが中心になる人であれば、光を反射する素材が使われているかどうかも大事なポイントです。このように考えると、自分にとって使い勝手の良いバッグは何なのか、おおよその見当が付いてきます。

ただし購入する際には必ず一度、実際に試着するようにしましょう。シューズと同じで、体に身に着けるものは実際に試してみて初めて感じることがたくさんあります。

実際のところ、通勤ランのいちばんの課題は荷物の持ち運びと言ってもいいと思います。自分に合ったバッグを見つけて、マラソン練習を効率的に行っていきましょう。